本ウェブサイトは、医療専門家や食品業界関係者を対象とし、プロバイオティクス株に関する一般的な情報提供および教育を目的としています。

妊娠中や授乳中にプロバイオティクスを摂取することは、赤ちゃんにとって有益であると考えられています

乳児の健康 妊娠 LGG™ BB-12™ LA-5™
6 分間で読み終わる記事

腸にはさまざまな種類の細菌が存在しており、この細菌の集合体は腸内細菌叢と呼ばれています。 腸内細菌の種類や量は、赤ちゃんだけでなく成人の健康にとっても非常に重要です。 生後間もない段階でのマイクロバイオームの組成が、腸の健康と免疫系の発達に影響を与えます。このため、赤ちゃんのマイクロバイオームは短期的にも長期的にも健康に影響を及ぼします。 1,2,3 


妊娠中の母体の腸内細菌、分娩の方法(帝王切開か自然分娩か)、母乳保育かどうかなど、さまざまな要素が赤ちゃんの腸内細菌叢の形成に影響します。 妊娠中や授乳中にお母さんがプロバイオティクスを摂取すると、赤ちゃんの腸内細菌の種類の形成や免疫系に良い影響を及ぼし、肌の乾燥やかゆみなどの免疫に関連する状態を抑えることに役立ちます。 4,5,6,7,8,9

 
豆知識

生後数年間は、赤ちゃんのマイクロバイオームの発達にとって非常に重要であり、短期的にも長期的にも健康に影響を与えます。1,2,3 

妊娠中の母体のマイクロバイオームが赤ちゃんの免疫システムに影響を与えます  

免疫系は子宮内で形成が始まります。 免疫系は生後36カ月まで発達と成熟を続けます。 1 免疫系の発達と腸内細菌の関連についてなされた研究により、腸内細菌が免疫系の発達に重要であることが明らかになりました。2 

授乳中の乳児とプロバイオティクスの摂取

妊娠中と授乳中の腸内細菌叢が赤ちゃんの免疫の健康に影響を与えます 

腸内細菌が赤ちゃんの免疫系の発達にどのように影響するかは完全には解明されていませんが、2つの過程が重要だと考えられています。

  • お母さんのマイクロバイオームが、母乳と胎盤を通じて赤ちゃんの細菌にメッセージを送る。 3
  • 自然分娩時に、細菌が母体から赤ちゃんに移動し、赤ちゃんのマイクロバイオームの発達に影響を与える。これは伝播と呼ばれている。 11

この 2つの自然の過程が赤ちゃんのマイクロバイオームと免疫系の発達にどのような影響を与えるかを詳しく見てみましょう。

 
豆知識

妊娠中や授乳中にプロバイオティクスを摂取すると、赤ちゃんの免疫力サポートに有益であると考えられます。 4,5,6,7,8,9

母乳と胎盤が赤ちゃんの腸内細菌叢の形成を助けます  

妊娠中に、お母さんのマイクロバイオームのバランスが取れていると、赤ちゃんのマイクロバイオームの発達に良い影響を与えます。 女性のマイクロバイオームは、妊娠中の外的要因によっても自然に変化します。 お母さんのマイクロバイオームは赤ちゃんの健康に影響を及ぼすと考えられています。 12,13 たとえば、妊娠中にストレスを感じるとマイクロバイオームに影響を与える可能性があり、その結果、赤ちゃんのマイクロバイオームも影響を受けます。14 プロバイオティクスを摂取することが、お母さんのマイクロバイオームのバランスの維持に役立ち、プロバイオティクスを摂取したお母さんの赤ちゃんは、免疫関連の健康状態がサポートされることが研究によって示されています。

たとえば、妊娠中や授乳中に女性がラクトバチルス・ラムノサス, LGGプロバイオティクス株(以後、商標であるLGGと表記します)を摂取した(または赤ちゃんにLGGを添加した粉ミルクを与えた)場合、免疫系に関連した皮膚の状態を示した赤ちゃんは、プラセボを投与された母親の赤ちゃんに比べて50%減少しました。4 赤ちゃんが4歳4,5や7歳になっても4,6この状態は維持されており、LGGプロバイオティクスは長期的に有益であることが示唆されました。 
妊娠中および授乳中に3種類のプロバイオティクス(LGG, ビフィズス菌, BB-12アシドフィルス菌, LA-5)を組み合わせて摂取することが、赤ちゃんの免疫に関連した皮膚状態の低減に役立つと考えられます。
 
豆知識

世界保健機関(WHO)は、生後6ヵ月間は母乳のみで育て、その後は補完食を併用しながら母乳育児を続けることを推奨しています。15

自然分娩は赤ちゃんの腸内細菌叢に有益な細菌を増やします 

自然分娩時に、赤ちゃんのマイクロバイオームはお母さんのマイクロバイオームの影響を受けることがあります。 妊娠3ヶ月から9ヶ月にかけて、女性の腸内細菌は変化し、腸内細菌に存在する有益なビフィズス菌の量が増加します16, 17 

赤ちゃんの免疫力の発達に中心的な役割を果たすビフィズス菌は、生後間もない時期にとって重要な菌です。18ある研究で、17人の母親とその赤ちゃんを追跡調査しました。 自然分娩で生まれた赤ちゃんには、母親と赤ちゃんの両方に特定のビフィズス菌株が存在することが確認されました。19 しかし、帝王切開で生まれた赤ちゃんには、母親と共通する特定の株が存在しませんでした。19これは、自然分娩の際に、これらの特定の細菌が母親から赤ちゃんに受け継がれたことを示唆しています。19 
別の研究では、出産前の数週間にLGG プロバイオティクス株を摂取した女性から生まれた赤ちゃんには、腸内に有益なビフィズス菌がより多く存在していました。9  
 
豆知識

腸内のさまざまな細菌の集合体は腸内細菌叢と呼ばれています。 10

妊娠中や授乳中にプロバイオティクスを摂取することは、赤ちゃんの免疫系発達に有益だと考えられています

さまざまな研究により、妊娠中や授乳中の女性の腸内細菌叢と赤ちゃんのマイクロバイオームとの間には、重要な相互作用があることが明確に示されています。 これらの研究では、妊娠中や授乳中にプロバイオティクスを摂取するが、赤ちゃんの免疫系の発達に役立ち、皮膚のかゆみや乾燥などの免疫関連の状態が減少する可能性があることが示されています。 

お母さんと赤ちゃんの健康をサポートする方法の詳細については、医療専門家に相談してください。

LGG、BB-12およびLA-5は、クリスチャン・ ハンセンA/Sの商標です。


文献は、プロバイオティクスに関する情報提供を目的としたものであり、文献内で言及したいずれの事項も何らかの疾患の診断、治癒、緩和、治療または予防を意図していることを示唆するものではありません。
ビフィドバクテリウム , BB-12 ™ 

プロバイオティクス株Bifidobacterium, BB-12は世界で最も論文化されたプロバイオティクスのビフィズス菌です。 広範囲にわたって研究されており、さまざまな健康分野に利益をもたらしてきました。

BB-12はクリスチャン・ ハンセンの商標です

引用文献

  1. Walker WA. Pediatr Res. 2017;82(3):387-95. (PubMed)
  2. Rautava S, et al.Nat Rev Gastroenterol Hepatol. 2012;9(10):565-76. (PubMed)
  3. Macpherson AJ, Nature Reviews Immunology. 2017;17(8):508-17. (PubMed)
  4. Kalliomaki M, et alLancet. 2001;357(9262):1076-9. (PubMed)
  5. Kalliomaki M, et alLancet. 2003;361(9372):1869-71. (PubMed)
  6. Kalliomaki M, et al.J Allergy Clin Immunol. 2007;119(4):1019-21. (PubMed)
  7. Dotterud CK, et al. Br J Dermatol. 2010;163(3):616-23. (PubMed)
  8. Huurre A, et alClin Exp Allergy. 2008;38(8):1342-8. (PubMed)
  9. Gueimonde M, et alJ Pediatr Gastroenterol Nutr. 2006;42(2):166-70. (PubMed)
  10. Brody H. Nature. 2020;577(7792):S5. (PubMed)
  11. Mueller NT, et al. Trends Mol Med. 2015;21(2):109-17. (PubMed)
  12. Nyangahu DD, et al. Microbiome. 2018;6(1):124. (PubMed)
  13. Roduit C, et al. J Allergy Clin Immunol. 2011;127(1):179-85, 85.e1. (PubMed)
  14. Zijlmans MA, et alPsychoneuroendocrinology. 2015;53:233-45. (PubMed)
  15. World Health Organisation. Accessed 12th November 2021. (Source)
  16. Koren O, et al. Cell. 2012;150(3):470-80. (PubMed)
  17. Nuriel-Ohayon M, et al. Cell Rep. 2019;27(3):730-6.e3. (PubMed)
  18. Ruiz L, et alFront Microbiol. 2017;8:2345-. (PubMed)
  19. Makino H, et alPLoS One. 2013;8(11):e78331. (PubMed)

プロバイオティクス
とは何か?

「プロバイオティクスとは何か」
「健康との関連」についての詳細は
こちらをご覧ください

  製品を買うときに      注意すべきこと

高品質のプロバイオティクス製品を
選択する方法に関する重要なヒントは
こちらをご覧ください

クリスチャン・ハンセンのプロバイオティクス

世界で最も研究されているプロバイオティクスとその多様な健康上の利益についてはこちらをご覧ください

宛先: